【ポケモンUSM】シーズン16使用構築 ラグマンダ偽装ヤーティ改【最高レート2000】
☆注意
この記事ではロジカル語法こそ使用しませんが、役割論理でしか使われない専門用語のようなものが登場します。
また、各ヤケモンの論理wikiでの評価はシーズン16終了(2019/9/3)時点のものです。最新の評価は各自論理wikiをご確認ください。
☆最高レート&パーティ
構築名の改は識別用程度で大した意味はありません。
シーズン7で同じ並びを使用した時の記事はこちら
☆個別解説
一度同じ並びを使用しているので変更点や環境の変化に関する部分が中心になります。
ボーマンダ れいせいHC252D4@ドラゴンZ(いかく)
竜枠・論理wikiでの非メガ型の評価は二軍。
Z消費後でも無振りメガバシャーモを75%の乱数で落とせ、カバルドンやランドロスの混乱実に怯えずに済むハイドロポンプを採用。ヒードランにもある程度の打点になるため地震を打つ機会が減ったので地震の枠は見直しの余地があるかもしれない。
選出率は最下位。
ラグラージ いじっぱりHA252D4@ラグラージナイト(しめりけ→すいすい)
メガ枠その1。論理wikiでは2018年2月の議論で二軍に昇格した。
変更点無し。環境的にはメタグロスのアームハンマーの採用率が上がったためナットレイではなくこちらで対処することが多くなった。ただし地震で無振りメガメタグロスすら75%の乱1なうえ、メガ前での繰り出しで思念の頭突きやアームハンマーが直撃すると5割程持ってかれるので過信せずアムハン1発でゲームセットのナットレイよりはマシくらいの認識で。雷パンチの採用率が下がったことも考えてギャラドスとセットで見ることも視野に入れたい。
対面性能の高さやメガ枠であることも考えるとなるべく先発で出したいところだが、草技持ち、挑発持ち、トリック持ち、眠り無効のフィールド、オニゴーリといったあらゆる先発起点作りラグラージを意識したポケモン(ヤグラージには有効でないものも含む)を先発に出されるので一見有利対面でも特に相手の草技は警戒したいところ。カプ・コケコの無強化草結びや積んでいないウルガモスのギガドレイン*1は確定耐えするので状況次第では草技が想定されようが居座らせるのも手ではある。
選出率は5位。
ナットレイ ゆうかんH236A252B20@こだわりハチマキ(てつのトゲ)
ジャイロボール/パワーウィップ/タネマシンガン/叩き落とす
鋼枠その1・草枠。論理wikiでの評価は一軍。
シーズン9以降使用している4n-1、6n-1にして物理耐久を底上げした型をそのまま使用。カプ・レヒレに投げられるポケモンが他にいないことを考えるとH252の方がいいかもしれない。ちなみにHPを落としている関係でB20振りでダメージ量が変わらない場合の物理耐久は落ちているため、A特化キノガッサのテクニシャンマッハパンチが98.4%の乱数2発から確定2発*2になるなど、すべてのケースで物理耐久が上がるわけではない点には注意。
選出率は1位。
ヒードラン ひかえめHC252D4@こだわりメガネ(もらいび)
マグマストーム/ラスターカノン/大地の力/めざめるパワー(電気)
炎枠・鋼枠その2。論理wikiでの評価は一軍。
メガリザードンXを一撃で倒せる他、バシャーモやドヒドイデへの打点にもなる大地の力とドヒドムドーやレヒレカグヤの並びに一貫し、身代わりテッカグヤに身代わり連打で外しやPP切れ(オーバーヒートの場合は能力ダウンも)待ちをされないめざめるパワー電気を採用。シーズン前半は4枠目を原始の力で採用し、それで一度1900まで到達したものの1690ぐらいまで溶かしたので一番使用機会の少なかった原始の力を投げ捨てて採用を決意。想定した刺さり方はほとんどしなかったがバシャーモに捨て気味に投げた結果炎ワンウェポンのバトンバシャだったため裏のギャラドスを破壊して勝つなど面白い刺さり方をすることもあったので地雷と割り切るなら悪くない技という印象。
選出率は3位。
バンギラス いじっぱりHA252D4@バンギラスナイト(すなおこし→すなおこし)
ストーンエッジ/嚙み砕く/馬鹿力/冷凍パンチ
メガ枠その2・悪枠・ボーマンダ対策枠。論理wikiでの評価は一軍。
グライオンで詰まないように冷凍パンチを採用したが、グライオン入りにはラグラージの方を選出することが多く、結局ボーマンダに対する命中安定(+カバルドンに一貫する)遂行技として使われるのがほとんどだった。地震の仮想敵のうちギルガルドやクチートはラグラージやヒードランを出すことが多かったのでので問題ないがカプ・コケコ、羽休めサンダー、電気テクスチャーポリゴンZあたりはバンギラスで見なければならないこともあったので難しいところ。散々説明したせいで結局冷凍パンチか地震かしか書くことがない。
選出率は4位。ちなみに3位から5位までの選出率は僅差。
ギャラドス いじっぱりHA252B4@ミズZ(いかく)
威嚇枠。論理wikiでの評価は一軍。
Z枠であるボーマンダの選出率が低かったこと、主な役割対象がどちらもランドロス、バシャーモであるため同時選出にはなりにくいか、余裕があるときしか同時選出にはならないと考えてより選出率の高いギャラドスにもZクリスタルを持たせた。これによりランドロスやカバルドンに高い打点を持てるため先発に出しやすくなる、リザードンのメガシンカ先やゲッコウガのタイプ変化先を問わず安定した打点になるなどのメリットがあったが、構築上先発にカプ・レヒレを誘うためナットレイの出し負けをカバーしやすくなる(=ナットレイを先発に出しやすくなる)ゴツゴツメットにも一定の利点はあると感じた。
選出率は2位。
☆重かったポケモン
そりゃあね。
ラグラージ、ギャラドス(型次第ではヒードランも)あたりは一撃で倒されることはないのでこれらのうち2体を当てて無理やり倒して裏2体に対して残ったこちらのポケモンが有利なら勝てないこともない。
先発ラグラージジャラランガ対面で欠伸やら吠えるやらを警戒して挑発から入ってくれると能力上昇前に地震を叩き込むことができて、上昇後と合わせていい乱数を引けば倒せる場合もある。
ちなみにカプ系やメタグロスと同時採用されているものはシャドーボールやヘドロ爆弾を無効化できる防弾が多いのでナットレイに繰り出してきたところに鉢巻ジャイロボールが直撃して倒れてくれるなんて甘い話は残念ながらありません。(通っても耐久無振りすら乱数1発だが)
☆QRレンタルチーム
しばしお待ちを(レンタルチーム側に記事URLを貼りたいので記事公開後の追加となります。ご了承ください。)追加しました。
☆戦績
最高レートはページ上の画像の2000。最終レートは下の画像の1921でした。
最終的に溶かしているとはいえ過去に20後半まで行けた構築なのでもう少し上を目指したかったところですが、2000到達まででも大苦戦したことを考えるとこれが限界かなという気もします。
シーズン16で対戦していただいた皆さん、対戦ありがとうございました。
Twitterアカウント:@YARVERHEAT