【ポケモンORAS】S17 レート2100達成ヤーティ【最高・最終レート2102】
はじめまして。シュレーと申します。
この度シーズン17で役割論理を使用してレート2100を達成したため、記事を書かせていただきます。
使用した並びは以下のものです。
この並びは役割論理専用wikiのサンプルヤーティにもなっている強力な並びです。
というかパクリました。
そのため、各ポケモンの採用理由を知りたいと思ってこの記事を開いた方には物足りない内容となるかもしれません。ご了承ください。
☆個別解説
ラティオス ひかえめHC252B4@こだわりメガネ (ふゆう)
流星群/サイコキネシス/雷/波乗り
竜枠。論理の王。
超火力の流星群と一貫性の高いエスパー技、波乗りをヤケモンの中では高い素早さから放ち相手を制圧する。
素のSの高さのほか、HPに振ることでメガゲンガーのシャドーボールを確定で、ゲッコウガの珠冷凍ビームを高乱数で耐えるなど対面性能も高い方。選出時はその対面性能を活かすために先発で出すことが多かったです。
技構成は前述の通り最大火力の流星群、一貫性の高いエスパー技(キネシスとショックの選択については好み)と波乗りは確定。最後の一枠は遅い水を鋼に一貫を取りつつ潰せて、追加効果の麻痺で無理やり勝ち筋を作れる可能性がある雷を採用していますが、使用機会は他の3つと比べて少なかったので好みで他の技に変えてもいいかもしれません。
選出率は4位。選出率上位の3体が強すぎるので妥当な数字でしょう。
ヘラクロス いじっぱりHA252B4@ヘラクロスナイト (こんじょう→スキルリンク)
第一のメガ枠。
スキルリンクと連続技によって襷、身代わり対策になるメガ枠。
鉢巻カイリューの逆鱗や珠霊獣ボルトのサイキネを耐える耐久力とA185の圧倒的火力を持つため対面性能が高く、こちらもその対面性能を活かすため先発で出す機会が多かったです。
技構成は一致のミサイル針、インファイト、半減に繰り出して上から潰そうとする炎、飛行への交代読みで打てる他、オニゴーリ等にも打てるロックブラストは確定。最後の枠はギルガルド意識で地震を採用していますが、実際には命中安定非接触技としてや初手対面のクチートの叩き落とす読みで無理やり居座って攻撃する場合に使うことが多かったです。
選出率は5位。メガバンギラスと競合することを考えればそんなところでしょう。
ナットレイ ゆうかんHA252D4@こだわりハチマキ (てつのトゲ)
ジャイロボール/パワーウィップ/タネマシンガン/叩き落とす
第一の鋼枠にして草枠。最強のヤケモン。
ジャイロボールで最大威力が出れば二軍以上の非メガ物理ヤケモンで最高の火力、草タイプを持つことでの対粉性能と鋼としては珍しい地面等倍という優秀な耐性、(ヤーティバレしていなければ)アタッカーを警戒されない奇襲性能と三拍子揃った文句なしの最強。
目立った欠点といえば攻撃範囲が狭いことですが、ヤーティバレしていない(=アタッカーが警戒されていない)段階では炎技持ちの低耐久ポケモンが繰り出されることが多く、 等倍なら一撃、半減でもHPの半分以上は余裕で持っていくことができます。もっとも高耐久の炎や鋼、特にヒードランには手も足も出ないのが苦しいところですが。
技構成は一致最大火力のジャイロボール、パワーウィップは確定。残りは襷マンムーや多くの身代わり持ちに打つ連続技のタネマシンガン(ただしほとんど使ってません)とそこそこ一貫性があり、ブレードギルガルドを確定で倒せる(=普通の弱保ガルドになら対面で勝てる)叩き落とすを採用しました。ヒードランや毒守ギルガルドを考慮すると地ならしも欲しいところですが、一貫を取れる場面が少ないので採用を見送りました。
選出率は2位。ちゃんと数えるまで1位だと思っていました。
ヒードラン ひかえめHC252D4@いのちのたま (もらいび)
マグマストーム/ラスターカノン/大地の力/原始の力
第二の鋼枠にして炎枠。
パーティ唯一の炎技持ちで、HP満タンのギルガルドをシールドの上から貫ける唯一のポケモンなので相手にギルガルドを筆頭に鋼がいたら選出していく形となりますが、不利となるポケモンも多く(具体的にはS17のPGLトップ12のうち7体に対して対面不利)あまりに不利なポケモンが多い場合は選出を見送ることとなり、苦しい立ち回りを強いられます。
珠を持つことでヒードランの大きな強みのひとつである毒みが系の鋼に対する性能を損なってしまいますが、それを捨ててでも負担を重視すべきだと考え(高い一貫性を活かすタイプのラティから眼鏡を奪うわけにはいかなかったという事情もあり)珠を採用しています。
技構成は炎技としてブログタイトルをガン無視したマグマストーム、フェアリーへの遂行技としてラスターカノン、ファイアローやリザードンへの遂行として岩技の原始の力(マグマストーム採用の場合はウルガモスがよほど重い構築でない限り原始優先だと考えています)、最後に大地の力を採用していますが、使用機会は少なかったのでこの枠は他の技を採用する選択肢もあると思います。
選出率は最下位。前述の通り役割対象がいても取り巻きに不利すぎて選出できないということが多かったのが原因でしょう。
バンギラス いじっぱりHA252D4@バンギラスナイト (すなおこし→すなおこし)
第二のメガ枠。種族値の暴力をその身で体現したような存在。
メガシンカで上昇した耐久方面の種族値によってメガボーマンダに繰り出せるようになることを筆頭に、全体的に安定感が増します。
技構成は一致技のストーンエッジと噛み砕くが確定。残りは鋼への有効打となるほか、対面からガルーラを強行突破できサザンドラへの遂行技にもなる馬鹿力、クチートやブレードガルド、羽休め時のサンダーを意識して地震を採用しています。
選出率は3位。ちなみに他のメガ枠と同時選出しても最低限は仕事ができるのがメガヤンギラスの売りのひとつとされていますが、ヘラとの同時選出は1度しかなく、しかもその試合には負けているのでその点についてはやや疑問が残るところです。
ギャラドス いじっぱりHA252B4@ゴツゴツメット (いかく)
威嚇、ゴツメ枠。過労死担当。
物理、特殊双方に広い役割範囲を持ち、ゴツメを持たせることでガルーラへの誤魔化しにもなりえる。
技構成についてはもはや説明不要なレベルですが、一致のアクアテール、クチートやヒードランなどの鋼への遂行のほか、浮いてない電気への交代読みやメガゲンガーと無理やり殴り合うのに使える地震、炎からサンダーやボルトロスに一貫し、ギャラドスミラーにも使えるストーンエッジ、氷4倍竜への遂行技として氷の牙を採用しています。
選出率は1位。数えるまでナットレイが1位だとばっかり思っていましたが、炎のパンチガルーラへの警戒や地面の一貫を切るためにナットレイとセットで出すことが多かったことを考えると納得の数字です。
☆最高・最終レート
最高レートは2102、到達したのが最終日だったこと、最終結果として保存したかったこともありそこで潜るのをやめたため最終レートも2102となっています。目標としていたレート2100を達成できたため後悔は残っていません。
シーズン17およびORASで対戦していただいた皆さん、対戦ありがとうございました。
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